Audio Forum Vol.5

  • 2017.09.01 (金)
  • オーディオライブin蔵前Village【ALLION】
追記 8/29

「1部:9月1日(金)18時~20時 」 はまだ余裕がございます。
ご興味ありましたらお仕事帰りにでもお気軽にお寄りください。

続報 8/24

本日、オーディオルームに専用アース配線を完了しました。
14スケアの極太ケーブルで、この線と、地面に打ち込んだアース棒を繋ぎ、コンセントまで配線します。
live5追加_写真1_resize

オーディオ用の電源においては、保守用(感電防止用)アースの接続はNGです。
エアコンや電子レンジなど、さまざまな電子機器と繋がっている保守用アースは、オーディオ再生においてノイズの原因となるためです。

特にマンションでは、オーディオ専用のアースを引き込めないのが普通なので、それならばオーディオ用の電源にアースを繋がないほうが良い、と考えておりますが、戸建て住宅などで専用アースを引ける環境であれば積極的にお勧めしています。

今回は出水電器様の協力で、10Ω以下の抵抗値を目指して進めています。

アースの有無による聴き比べを予定していますので、オーディオの再生音がどれほど変化するのか、必聴のイベントとなるでしょう。

同社製アリオンのプリメインアンプA-10の使用も予定していますので、お楽しみに。

また、最新の事例紹介や、建築音響相談会も実施致します。
オーディオルーム造りを検討、または相談したい方は、お気軽に担当者までご相談ください。

 

告知

オーディオ専用アースを設置しました。その効果は如何に。専用アース、共用アースそれぞれの有無による音の違いを、実際に確かめる貴重な会です。
マイ柱やオーディオブランド「ALLION」で知られる出水電器様による試聴イベントです。
アリオンのプリメインアンプ新製品A-10の試聴デモも予定します。

詳細が決まり次第、随時更新しますので、お待ちください!

開催概要

▶開催予定日

 1部:9月1日(金)18時~20時(17時開場)
 2部:9月2日(土)14時~16時(13時開場)

※イベントの前後に建築音響相談コーナーを設けます。
 部屋造りや音響面でのご相談にお答えしますので、事前にご予約ください。
※試聴ソフトの持ち込み大歓迎です。(ファイル音源のみの再生なので、USBメモリをお持ちください)

▶会場
蔵前ショールーム
(台東区柳橋2-19-10 第二東商センタービル2号館B棟1階)

お問い合わせ先
○TEL:03-5829-6035
○E-mail:kusakai@acoustic-designsys.com
○担当者名:草階(くさかい)

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参加連絡先

協賛

オーディオライブin蔵前Village【ALLION】

REPORT Vol.5

  • 2017.09.01 (金)
  • オーディオライブin蔵前Village【ALLION】

蔵前Villageオーディオルームのアース工事の成果

イベント当日のお昼前からの工事。隅田川河畔の立地なのでアース棒の打ち込みは容易であり理想的なアースを期待していたところであるが…。

vol5_アース

江戸時代からの幾多の建物の変遷があったせいか、地中には大きな礎石がいたるところにあるらしく (「蔵前」の由来は幕府が運送に都合よい隅田川河畔の米蔵を計画的につくった)、ことごとく数mで打込止メ、やむなく並列接続をしても接地抵抗30Ωぐらいのところで、出水電気さんとしても大変不本意な結果だったが(再チャレンジ予定)、イベントでのアース接続・非接続の結果はあきらかな違いがあった。

以下は参加者のコメントの一部をご紹介します。

●劇的に人間が演奏しているように生き生きしてきた。 音像のにごりがなくなって、よりくっきりとディテールが分かる。 サウンドステージがクリアになってライブ感が高まる。空間の広さが正確に。(H.T様)
●S/N感が改善されたように感じた。 細かい音が聞こえるようになった。(O様)
●音の響きが良い意味で整理されて、解像度が上がったように感じました。(I様)
●アース無しの場合、音がやせて感じられました。とても効果が大きいことが理解できました。(N様) 
●高音域もさることながら、低音の変化の大きさに驚いた。(H様)

オーディオにおけるアースの是非については否定的な考え方が常識であったが、改めて考え直す必要があるように思われる。

アース追加工事の再チャレンジ報告を含め、再度試聴会をする予定です。

アリオンA-10の試聴会

vol5_A10

なかなかスタイリッシュで類型のないパネルデザインに先ずは感心する。海外の高級ブランドメーカー製だといったら信じる人もいるかもしれない。そのデザインを成立させている一つの条件でもあるが、フロントパネルは15mmのアルミだという。このことからもすごく気合が入っていることが十周年記念モデルという言葉以上に感じられるものだ。
顔つきは精悍にして筋肉質ながらも繊細で日本的なデリカシーも感じられる。これ以上シンプル化できそうもない瞑目なデザインの割り切りはグッドデザイン賞級の素晴らしさだと思ってしまう。「名は体をあらわす」という言い方にあやかり「姿かたちはその人柄をあらわす」 ということです。
筐デザインからオーディオに対する志の高さがそのまま音のパフォーマンスにつながっているというのが、総じての音の印象である。

vol5_進行

B&W 802d3の符域を余裕をもって駆動する上に、作者の自慢する「静寂感と余韻の美しさ」は言葉どおりであったが、もう少し「肌のぬくもり感」があれば、という注文に、翌日土曜日の2回目の会にはさっそく電源ケーブルの交換で対応された。
「あくまで音楽に浸れるアンプを目指しました」とあるが、「オーディオ的快感?にも同時に浸れるアンプという印象も受けました。」

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