Audio Forum Vol.6

  • 2014.02.28 (金)
  • 世紀の大ヴァイオリニストの大演奏を堪能する

第6回  「世紀の大ヴァイオリニストの大演奏を堪能する」

コメンテーター 麻倉 怜士 氏

 

【再生のポイント、聴きどころ】

Acoustic Audio Forum2月会は、音楽評論家の板倉重雄氏をお迎えして、「世紀の大ヴァイオリニストの大演奏を堪能する」です。
20世紀のヴァイオリン演奏の歴史を、録音の歴史と絡めながら、SPからデジタルまで素晴らしい音のLPで楽しみます。
アナログ再生に強いフェーズメーションさんの全面協力により、同社の定評あるモノラルカートリッジ、イコライザー、真空管パワーアンプを使い、B&Wの805Dを鳴らします。
ぜひ、世紀の名演をお聴きにお出かけください。

(麻倉怜士)

今回のオーディオフォーラムの聴きどころは、伝説のヴァイオリニスト達の名盤をLPで楽しむというもの。

当社のショールームは比較的残響時間が長いため、特に弦楽器の再生ソースとの相性がよく、非常に楽しみなプログラムとなっております。
また、フェーズメーション様の全面協力のもと、下記のような機材が当日セッティングされます。

■ カートリッジ PP-1000 (ステレオ)
                       PP-Mono (モノラル)
■ 管球式フォノアンプ EA-1000
■ ハイブリッド アッテネーター CM-1000
■ 管球式モノラルパワーアンプ MA-1000

スピーカーは当社ショールームで おなじみのB&W 805D、気になるレコードプレーヤーは現在選定中ですので、続報をお待ちください!


 

 評論家のお二人からイベント内容についてコメントをいただきました。

 

オーディオ評論家・麻倉怜士氏より

第六回の内容は、「音楽評論家の板倉重雄氏をお迎えして、『世紀の大ヴァイオリニストの大演奏を堪能する』です。20世紀前半の大ヴァイオリニスト、ヨアヒムやティボーなどの偉大な演奏を、素晴らしい音の復刻盤LPで楽しみます。
アナログ再生に強いフェーズメーションさんの全面協力により、同社の定評あるモノラルカートリッジ、イコライザー、真空管パワーアンプを使い、B&Wの805Dを鳴らします」

 

音楽評論家の板倉重雄氏より

「LP、EPで往年の名ヴァイオリニストの信じられないような妙技をお聴きいただきます。
ヨアヒム演奏のブラームス:ハンガリー舞曲第2番、
ティボー演奏のフォーレ:子守歌、
エルマン演奏のチャイコフスキー:ただ憧れを知るもののみ、
オイストラフ演奏のコダーイ:3つのハンガリー舞曲
……などなど、録音、演奏ともに素晴らしい作品をお聴きください。
古い時代から再生し、ヴァイオリン演奏を通して録音史、演奏史を辿れるようなプログラムにしたいと思います」

 

素晴らしい機材と音源、そして部屋が組み合わさった時の感動を、参加者で共有できるのがこのフォーラムの魅力です。

参加連絡先

協賛

世紀の大ヴァイオリニストの大演奏を堪能する

REPORT Vol.6

  • 2014.02.28 (金)
  • 世紀の大ヴァイオリニストの大演奏を堪能する

第6回 ご来場有難う御座いました!

IMG_3037第6回アコースティックオーディオフォーラム、無事終了致しました。ご来場いただいたお客様、有難う御座いました!

今回は世紀の大ヴァイオリニストの演奏がテーマでしたが、古くは1902年の録音ということで、普段聴けない音源を堪能できてとても勉強になりました。
マイクロフォンもまだ開発されていない時代、音楽家たちがいかにして音源を残していったか・・・そんなことに思いを馳せながら聴いておりました。

前半はモノラル音源を中心にプログラムが展開されていきました。
古い録音は、正直なところノイズが多く、音源とノイズの分離ができていないため、うまく聞き分けられない・・・
しかしそこはオーディオの達人の集まるイベント。
霧の中から美しい景色を見出すかのように、ノイズの中から素晴らしい旋律を感じ取っておられたようで、オーディオの奥深さを改めて痛感した次第です^^;

後半はステレオカートリッジに切り替え、視聴再開。
録音技術の発達に伴い、音源のSNも格段によくなってきました。
特にヴァイオリンの高音域部分の伸びやかさは、CD音源しか知らない若い世代の私にとっては、まるで目の前で演奏しているかのような生々しい印象を受けました。

タワーレコード 板倉氏

タワーレコード 板倉氏

 

vol5

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