Audio Forum Vol.44

  • 2017.10.27 (金)
  • 究極のステレオフォニック再生をもとめて【第2回】ーあなたは音場派?音像派?ー
予告

今回はJBLのホーン型(S4700)とB&W802を聴きます。
前回は802と805の試聴ということで少しテーマがボケ気味でしたが、今回ははっきりとした違いが出るはずです。

ご自分のステレオフォニックへのイメージの好悪が確認出来るだけでなく、マッチングする部屋の吸音配置にも言及しようと思っています。

 

開催概要

▶開催予定日

 1部:10月27日(金)18時~20時(17時開場)
 2部:10月28日(土)14時~16時(13時開場)

※イベントの前後に建築音響相談コーナーを設けます。
 部屋造りや音響面でのご相談にお答えしますので、事前にご予約ください。
※試聴ソフトの持ち込み大歓迎です。(ファイル音源のみの再生なので、USBメモリをお持ちください)

▶会場

蔵前ショールーム
(台東区柳橋2-19-10 第二東商センタービル2号館B棟1階)

 

お問い合わせ先
○TEL:03-5829-6035
○E-mail:kusakai@acoustic-designsys.com
○担当者名:草階(くさかい)

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参加連絡先

協賛

究極のステレオフォニック再生をもとめて【第2回】ーあなたは音場派?音像派?ー

REPORT Vol.44

  • 2017.10.27 (金)
  • 究極のステレオフォニック再生をもとめて【第2回】ーあなたは音場派?音像派?ー

オーディオ再生音とはスピーカーからの直接音と部屋の音(反射音・定在波)を足した合成音ということになる。したがってどんな性格のスピーカーをどのようにSETTINGするかによって再生音は大きく違ってくる。B&W 802D3とJBL S4700との聴き較べをすることによって、その再生音の違いを確認し、スピーカーの使いこなしの手がかりになればということが今回のテーマである。

参加者の多くは改めてその再生音(再生音場)の違いの大きさを認識、ご自分のオーディオ観の参考になったとの声が多く聞かれた。とりわけ、スピーカー背面の吸音の有無による変化には驚かれたようだ。

オーディオの面白さのひとつは機器の使いこなしと言われているが、部屋との接点はどうしても切り離せない。このようなイベントが初めてでとても興味深かったという感想が得られたことは、企画の意図が伝わったようで嬉しい限りである。

この機会に部屋との相性、部屋の使いこなし?に関心を持ってもらうキッカケとなれば幸いである。

次回のオーディオフォーラムはイクリプスの音場型スピーカーと805D3の聴き比べをします。
イクリプスのスピーカーがどのような世界を出現させるのか、企画者としても楽しみにしております。

以下、参加者のアンケートの一部をご紹介します。

・Y様 オーディオ歴7年 クラシック
吸音材がある場合は802の方が好ましいが、吸音材が無い場合はJBLの方が良いと感じた。

・S様 オーディオ歴10年 ジャズ
吸音材が無い方が音がダイレクトに聞こえ、音場が広くなった印象

・N様 オーディオ歴30年 ジャズ、ロック
JBLは吸音材があると直接音がきつく感じたが、無しのほうはそんなことがなかった。

・T様 オーディオ歴45年 ジャズ
JBLが好みだが、吸音材を外すと音の広がり感が得られ、同時に輪郭が曖昧になる傾向に感じた。

・H様 オーディオ歴1年 ジャズ
B&Wはリラックスして長時間聴くのに向いているのに対し、JBLは音に向き合って集中して聴くのが向いている。

・N様 オーディオ歴40年 ロック、ポップス
対照的な個性を持つスピーカー同士の比較ということで、大変興味深かった。また、吸音材の有無でこれほど聴こえ方が異なるというのも、他で味わえない貴重な体験となった。

・K様 オーディオ歴20年 ジャズ
吸音材がないときの方が、ホーンスピーカー特有のキツさが感じられないことに驚いた。

 

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