良い音の追求には様々なアプローチがあり、求める理想の音にもいろいろあり、それがオーディオという趣味の面白さと、奥深さであるのだと思います。
しかし音を聴く前提となる部屋の音環境の基本的な条件を考えることはとても重要です。
なぜならオーディオ機器の評価に大きく影響し、再生される音楽の感動も大きく左右されるからです。
そこで弊社蔵前Villageオーディオルームを例にとって
「良い音と建築音響設計とはどこでどう繋がっているのか?」
を6回のシリーズで展開します。
その1 床・壁・天井の構造について
建築音響を考えるとき、単に部屋の内装・インテリアコーディネートとして考えることはできません。
材料の密度、厚さ、その下地構成などが音響的スペックに関わってくるからです。
表面材のみに関心が寄せられがちですが、例えば同じ板材でもどのように固定されるのか、建築の下地構造によって音響特性が変わります。
それが良い結果をもたらすのか、そうでないのか、設計の意図するところによっては結果も違ってきます。
高密度、高剛性の床・壁・天井がなぜ音が良いのか、建材の振動をうまく利用して良い響きを得ることが可能なのか等を考えていきます。
▶開催予定日
1部:5月24日(金)18時~20時(17時開場・自由試聴時間)
1部の申し込みは締め切らせていただきました
2部:5月25日(土)14時~16時(13時開場・自由試聴時間)
※イベントの前に建築音響相談会および、自由試聴時間を設けます。
建築音響相談会に関してご希望の方は、申込フォーム備考欄にご記入、もしくは電話にて事前にご予約ください。
※試聴ソフトの持ち込み大歓迎です。(ファイル音源のみの再生なので、USBメモリをお持ちください)
▶会場
蔵前ショールーム
(台東区柳橋2-19-10 第二東商センタービル2号館B棟1階)
※ お申し込みは、こちらをクリック
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