住宅の天井は振動しやすく、響きのニゴリ、雑味の原因になっています。
天井の下地構造は薄く軽い構造でできていて、100~300mmの天井裏空気層をもっている。
したがって100Hz以下の低域で共振しやすく、その結果低音の必要以上の吸音と雑味成分の多い2次反射音を発生している。
前回、前々回は床、壁の構造に焦点を当ててきましたが、今回は天井です。
~平面振動板SPの音の特徴と魅力~
従来のコーンスピーカーでは振動板が三角形の形をしていることから、
振動板の中心と外周部でリスナーまでの距離が異なることとなり、リスナーに届く音波の位相はずれてしまいます。
これは前室効果と呼ばれ、周波数特性の乱れや音像がぼやけてしまう原因となりました。
しかし平面振動板では前室効果は原理的に発生しませんので、位相の揃った平面波をリスナーに届けることができます。
今回はビームテック社のNova2101を使い、平面振動版スピーカーの魅力を確かめます。
普段のスピーカーで聴く音とは違う平面振動板ならではの音色をお楽しみください。
▶開催予定日
1部:4月26日(金)18時~20時(17時開場・自由試聴時間)
2部:4月27日(土)14時~16時(13時開場・自由試聴時間)
※イベントの前に建築音響相談会および、自由試聴時間を設けます。
建築音響相談会に関してご希望の方は、申込フォーム備考欄にご記入、もしくは電話にて事前にご予約ください。
※試聴ソフトの持ち込み大歓迎です。(ファイル音源のみの再生なので、USBメモリをお持ちください)
▶会場
蔵前ショールーム
(台東区柳橋2-19-10 第二東商センタービル2号館B棟1階)
※ お申し込みは、こちらをクリック
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